2016年11月29日@かごしま県民交流センター

さつま伝承プロジェクト
「何故うちの店だけ人が集まっちゃう。なぜだ!?」

今回は、さつま伝承プロジェクトの企業向けとして、来店促進についてセミナーを開催しました。
看板やのぼりなど屋外広告の全てを知り尽くし、集客できるサイン業の専門家、エンドライン株式会社 代表取締役の山本啓一氏をお招きし、集客アップのコツやポイントについてお話し頂きましたので、その模様をレポートさせて頂きます。


集客アップするには?



— こんなことやってます —


まずは、山本氏がこれまでどういう活動を行い、現在どのようなことに取り組まれているのかご説明頂きました。


ひだり みぎ

大学中退後、芸人・フリーターを経験後、就職し過酷な飛び込み営業を経験。そして、2004年にエンドライン株式会社を創業し、2年半で年商1億2,000万の会社に成長。現在、集客できるサイン業の専門家として再スタートされています。



ひだり みぎ

普通、看板屋さんは言われるままにデザインを作って納品したら終わりなんです。
皆さんが看板屋さんにお願いする理由は、売上アップしたい、集客したい、お客様を呼び込みたいなどあると思いますが、看板屋さんは職人さんなので、綺麗に仕上げて安く、早くを心がけています。そこにギャップを感じ山本氏は売上支援をすることに。

そして、手掛けてきた様々な屋外広告、のぼり、仮囲い、ウェアプリント、チラシ、提灯、バルーン型のエアガンなどをご紹介しました。



ひだり みぎ

売上支援ということで、現在は「視線予測HEAT MAP」というのを使って、サーモグラフィーみたいに赤いところが結構見えているところで、青いところはちょっと見えている、黒いところはほぼ見えていないとのこと。この分析ソフトを使用して、事前に周りの看板に負けず目立つのか精査し、設置する看板を決めているそうです。



ひだり

山本氏はミッションを大事にされており、社員全員で「つたわるメディア、つながる笑顔、広がるネットワーク!!」を掲げています。お客様に効果・価値あるメディアを作り、その結果お客様に喜んでもらって笑顔になって、笑顔になったお客様を見て我々も笑顔になって、その笑顔を繋げていこう。そして、最終的には街中を元気にしていこうという元気ネットワークということでやられているとのことでした。


— 看板で集客UPする1つの事と3つのスキル —


非常に簡単なことですが、ほとんどできていない事をお話します!

のぼり

当たり前ですが、目的を明確にしましょう。
目的に関しては、5ステップあります。
あとは、3つのスキルです。
ターゲットを明確にして、何を伝えるかを明確にして、最後にどう反応してほしいのか?を明確にしてください。

ポイントは、目的を明確に!!です。


 

1. 認知を促す事が目的か?⇒知ってもらうためにとにかく目立つ
2. 興味持ってもらう事が目的か?⇒おもしろい・興味を引く
3. 誘導したい事が目的か?⇒矢印
4. 入店してほしいことが目的か?⇒安心感
5. リピートしてほしい事が目的か?⇒満足・クチコミ



5段階を提唱します



■「認知」

 知らない人に知ってもらうというフェーズがあります。看板があることで私のお店は知ってもらえる、看板があることでこの会社を知ってもらうということです。

知ってもらうためには、目立つ!目立たないといけません、これが認知です。
もの凄く極論を言うと、大きければ大きい方がいいと思っています。法律とか景観法をクリアすれば、最大限 大きく、分かりやすくが認知のゴールだと思います。そして、シンプルに!馬鹿みたいにシンプルでブランディングを毀損しているのではというくらい分かりやすい看板を立てたりします。



■「興味」

 この看板、この店舗を見て面白そうだな!と思ってもらえることです。興味をもってもらうためには、真面目くさる必要はないと思うので、面白くすることが重要と考えています。

例えば、フォトスポット関連。囲いを引き剥がしているデザインにして、絵と人が一体化して写真を撮ったりできると、Instagramなどに載せてもらったり、TwitterやFacebookにアップしてもらえるだけでも、非常に良いと思います。

ひだり


■「誘導」

 看板を見て、店舗に来てもらう誘導力が必要になります。
自社の店舗に来てもらうために何が重要かというとシンプルに「矢印」を書いてください。

大学教授の研究によると矢印を書くだけで引き込み力が1.2倍違うそうです。だから、矢印を書いて誘導してください。特に、狭い店舗とかありますよね。そういうお店は「矢印」を書いてあげるだけで、本当に入りやすくなります。

もちろん矢印もこんなにダサく書かないで、おしゃれに描く方法もあります。

デザイナーにお願いして、可愛い矢印やカッコイイ矢印を描くと印象も変わると思います。

これで誘導力が上がると思います。

ひだり


■「入店」

 お店に入ってもらうことです。
最後に入店してもらうために何が必要かといったら「安心感」が必要です。
飲食店を例に説明すると、初めて入るお店って結構不安なんで、写真と値段、できればスタッフの写真とか、改めて人が安心するようなデザインでシンプルに書いてあげれば入店率は高まります。

金額、店内の写真、料理の写真、何がどれだけ食べれるのかって結構気にされている方がいますから、その方に安心して入店して頂けるはずです。

看板やタペストリーを使って、料理の写真や金額、金額を書けないところはスタッフの写真です。初めから金額勝負したくないと思っても、お客さんからしたら金額って気になるものです。だから、金額が安くても、高くても書いた方がいいです。金額が高ければ高い層の方がきますし、安かったらその層のお客さんがきます。



■「リピート」

 物を買ったり、飲食店だったら食事をしてもらったりして再度リピートしてもらうための看板、POPがそれにあたります。分かりやすいところでいうと、ポイントカードにあたります。

のぼりや看板などを作る際は、今回、作りたい看板は?という目的を目指してください。
・入店のための看板だから認知の為に大きくしたい
・引き込みたいから矢印を入れたい  など

目的を決めてデザイナーに伝えてください。この4つの目的認知・興味・誘導・入店)の中で、どの看板を作りたいのかによって、デザインが決まります。それをなんとなくですると、伝えたいことが伝わらなくなります。



— 看板で集客UPする3つのスキル —


3つのスキルはすごく簡単です

・誰がターゲットなのか

・何を伝えたいのか

・どう動いて欲しいのか


この3つなんです。


<誰がターゲットなのか>

誰に向けての「のぼり」、「看板」を作るのかが一番重要!
男女別とかでもいいので、自分の中でイメージしてください。


<何を伝えたいのか>
安心安全を伝えたいのか、スピードを伝えたいのかなど伝えたいことを明確に!


<どう動いてほしいのか>
チラシ、看板を見たお客さんにどう行動してほしいのかを明確に!
電話をかけてきてほしいのか、お店に来てもらいたいのか、QRコードでスマホに入って来てほしいのかによって、デザインも文字の大きさなども変わってきます。


みなさんも、看板、のぼり、チラシなどを作るときはお伝えした点に気をつけて頂きたいと思います。



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